保険のこと、ご相談ください!!
更新日 2024/11/08
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更新日 2024/11/05
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更新日 2024/11/01
更新日 2024/11/01
更新日 2024/10/20
会社員や公務員の方は、毎年10月から12月に年末調整の書類を職場に提出します。
書類は職場で貰えることがほとんどですが、貰えない場合や紛失した場合は国税庁のHPでダウンロードも可能です。
年末調整には「扶養控除等(異動)申告書」「基礎控除申告書」「保険料控除申告書」「住宅借入金等申告書」の4つがあります。
今回は特に質問が多く計算があって複雑な「保険料控除申告書」の記入方法を記入例とともに解説します。
まずは記入見本をご覧ください。※拡大してご覧ください。
まずは名前や住所を記入します。
次にエリアに分けて解説していきます。
まずは生命保険を書く欄から、緑色の「終身保険や定期保険などおもに死亡保険を書く欄」です。
左から、「①保険会社名」「②保険の種類」「③保険期間」「④契約者名(自分の名前)」「⑤死亡保険金の受取人の名前」「⑥自分との続柄(妻や子、母などと記入)」
そして「⑦本年中に支払った保険料等の金銭」を(a)に記入します。(a)には1月から12月まで支払うことになる保険料の合計額を記入します。
保険料控除のハガキには、ハガキが作成されたタイミングでの支払い実績と、12月まで支払った場合の見込み額が記載されています。
今回記入するべきは、12月まで支払った場合の見込み額です。
保険会社によって若干デザインは違いますが、基本的な見方は私に届いた控除ハガキで解説します。
新・旧の区分ですが、2011年12月までに加入したものは旧制度、2012年1月以降に加入したものは新制度に〇を付けます。
今回は新制度適用の欄に書いてあるので、新制度です。
そして、左下のAの欄に保険料の合計額を記入します。見本では60,000円+120,000円で180,000円となります。
その右には「Aの金額を下の計算式Ⅰに当てはめて計算した金額」とあります。その計算式がこちら
用紙の一番左下にある部分です。
計算式ⅠとⅡがありますが、新制度区分のとき使うのは計算式Ⅰです。
今回Aに記入した金額は180,000円なので、「一番下の80,001円以上 一律に40,000円」が該当します。
なので、①には40,000円と記入します。
さらに右にいくと「計(①+②)」とあります。②は0なので、③には40,000円と記入します。
一つ下にずれ、「②と③のいずれか大きい額」とありますが、②は0なので、③に記入した40,000円が㋑に入ります。
続いて「医療保険やがん保険、介護保険など生きている間の保障を書く欄」です。
介護医療保険料の欄には新・旧の区分はありません。全て新制度扱いとなります。それ以外はさきほどと全て同じです。
今回は2つの保険料の合計が80,000円以下のため、㋺に書く金額は計算が必要です。計算式を見てみましょう。
使う計算式は先ほどと同じ計算式Ⅰです。
保険料合計額が72,000円なので、上から3つ目の「40,001円から80,000円まで」の計算式「(A,C又はD)×1/4+20,000円」を使います。
保険料額を計算式に当てはめると
72,000円×1/4+20,000円=18,000円+20,000円=38,000円となります。
㋺には38,000円と記入します。
ここまで来たら最後の「個人年金保険を書く欄」も簡単ですね。
同じように、保険料控除のハガキを見ながら必要事項を埋めていきます。
先ほどと違うのは受取人欄の下に小さく「支払開始日」があります。
これは年金受け取りがいつから始まるか?を意味します。控除のハガキのどこかに必ず書いてあるので探しましょう。
そして今回は新・旧区分の旧制度の保険です。
まず一番左下のE「(a)のうち旧保険料等の金額の合計額」に12月までの保険料96,000円を記入します。
そして右に一つずれ、「Eの金額を下の計算式Ⅱに当てはめて計算した金額」を⑤に記入します。
使用する計算式がⅡに変わっているので注意が必要です。
保険料は96,000円なので上から3つめの「50,001円から100,000円」に該当し、計算式は「(B又はE)×1/4+25,000円」を使います。
96,000円×1/4+25,000円=24,000円+25,000円=49,000円
⑤には49,000円と入ります。
⑥には④と⑤の合計を記入しますが、最高40,000円までしか書けないので40,000と記入します。
そして㋩には⑤と⑥いずれか大きい金額を記入するので、49,000と記入します。
ここまで書けたら最後に㋑、㋺、㋩の合計金額を一番下に記入します。
㋑40,000円+㋺38,000円+㋩49,000円=127,000円
ですが、最高120,000とあるのでオーバーした場合は120,000と記入します。
これで生命保険料の欄は終わりです。
地震保険に加入している方は用紙の右半分も記入します。
ここまで生命保険料控除を記入したみなさんにはもう簡単かもしれません。
さきほどまでと同様、控除ハガキに記載している通り「保険会社名」「保険の種類(地震保険と記入でOK)」「保険期間(1年~10年)」「契約者名と住んでいる人の名前と続柄」「区分」「保険料」
をそれぞれ書き写します。
Ⓐ欄の合計保険料をⒷ欄に記入します。
一番下の控除額欄にある計算式にⒷ欄の金額を記入します。もし50,000円を超えるようであれば50,000円と記入します。
地震保険は年間保険料を書くだけなので簡単です。
もし保険期間中の保険料を一括でお支払いしている場合は、保険料額を保険期間数で割ります。
たとえば保険期間5年で一括払い100,000円と支払った場合は、100,000円÷5年=20,000円と記入します。
以上で保険料控除の記入は終わりです。
Q1. 用紙に書ききれない場合はどうすればいいですか?
A1. 定規で横線を引き、記入欄を増やしてください。
また、一般・介護医療・個人年金のそれぞれの枠で控除が適用されるのは年間保険料80,000円までです。
それ以上は書いても控除されないため、書かなくてもOKです。
今回は説明のために2つ書きましたが、B生命の保険料だけで控除枠は使い切っているので、A生命の内容は書かなくても問題ありません。
Q2. 保険料控除のハガキを紛失しました。どうすればいいですか?
A2. 加入した代理店か保険会社に連絡してください。再発行してもらえます。
再発行には1,2週間かかるので余裕を持ってご連絡ください。
Q3. ダブルワークしている場合、どちらにも出す必要がありますか?
A3. 収入が多い職場にのみ提出してください。少ない方の職場の収入については確定申告していただき、必要に応じて税金を納付する必要があります。
所得金額など条件を満たすと確定申告が不要な場合があります。詳しくはみんなの保険屋さんのFPへご相談ください。
Q4. 12月契約の年払している保険の控除証明書が1月にならないと発送にならないと言われました。年末調整に間に合わないのですがどうすればいいですか?
A4. 保険料の年払している場合は、支払いが確認できてから控除証明書が発送されるため、12月契約の場合は発送が翌年1月になってしまいます。
勤務先の年末調整に間に合わせたい場合は月払いに変更する必要があります。
どうしても年払をやめたくない場合は、自身で確定申告をする必要があります。
日本の社会保障や税制は非常に複雑です。
みんなの保険屋さんでは、年末調整の書き方サポートを各店舗で行っております。
保険料控除証明書ハガキと記入用紙をご持参いただければ無料でアドバイスいたしますので、お気軽にご利用ください。
控除ハガキが届いて、「保険料が高いな…」「保障内容おぼえてないな…」と思ったら証券をご持参ください。
保障内容の診断や解説、必要に応じて見直しプランをご提案いたします。
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