更新日 2024/04/07
最近ニュースでよく見かけるマイナス金利について、皆さんは正しく説明できますか?
緩和政策と言うけれど、何が緩和されているのか?
私たちの生活にどのように影響するのか?
そして2024年3月に報道されたマイナス金利政策解除の影響は?などについて触れたいと思います。
各銀行が日銀に対してお金を預ける際の預金金利がマイナスになることで、預けているのに手数料がかかるようになります。
銀行がお金を預けっぱなしにしないように促したことで、企業などへの貸し付けを
マイナス金利は景気をよくするために導入されたものですが、各個人に直接的に影響があるわけではなく「日銀と民間銀行の間」にある金利がマイナスになることを指しています。
マイナス金利政策は、貯蓄をすればその分手数料として金利を支払わなければなりませんので、マイナス金利が導入された民間銀行は一般の家計なども含め、積極的にお金を貸し出したほうがよくなります。
マイナス金利のメリットとデメリット
マイナス金利のメリット
・円安になる
・株高になる
・住宅ローン低金利
・事業用ローンが借りやすくなる
具体的なもので言えば、住宅ローンや、自動車ローンなどの金利が下がったり
審査が通りやすくなる可能性があります。
マイナス金利のデメリット
・預貯金をしていても利息は増えない
※民間の銀行は日銀に預金をしても利息がつかないので、
個人にたくさんお金を預けてもらう必要がなくなるため。
・物価が上昇する恐れがある
・円安が進行すると海外商品は割高になる
一般的に金利が上がると以下のような影響が出ます。
・預金金利が上がる(利息が多く付く) 😛
・住宅ローンの金利が上昇する 😥
・円高傾向になる 😕
預金金利が上がるのは我々消費者からするとありがたいことです。
現在の預金金利は0.001%程度なのでほぼゼロですが、一部の銀行では0.25%まで上がりました。
その反面、住宅ローンの金利も上昇し、返済額が増えてしまうという負の影響もあります。
また、外国との金利差が縮まることで円高方向に進みます。
先ほど学んだことと逆のことが起きるので、輸入品が安くなり、輸出品が売れにくくなります。
日銀の植田総裁は、しばらくは緩和的な流れを維持し急激な金利上昇は起きにくいと話しています。
なので、今回のマイナス金利解除が私たちの生活にすぐさま大きな影響を及ぼすことは考えにくいでしょう。
とはいえ、金利上昇が今後も続いていけば生活に影響は必ず出てきます。
マイナス金利にも金利上昇にも負けない資産形成をしよう!
マイナス金利政策は私たちの預貯金に直接影響を与えることはありませんが、巡り巡って家計に影響を与えることがあります。
また金利が上昇すると預金が魅力的にはなりますが、物価上昇のスピードには追い付けません。
マイナス金利にも金利上昇にもどちらにも強い資産形成、それは複利効果を狙える投資です。
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